沖縄の闘い

琉球沖縄のアイデンティティに対する圧政との闘い

この国の終わり 東京オリパラに関するスガノミクスの超絶ハイリスク 

 安倍・菅路線においてはアベノミクスならぬスガノミクスがこの「嘘と金権にまみれた」東京オリパラ強行開催の単純なモチーフ(トリクルダウン)だが、コロナ禍で明らかに沈下低迷している国内国民情況に対し、ヒトラーの、「天の上」からまるで神のように降り立つ風情でbyオリパラ陽動作戦を実行しようという話だ。勿論国民を篭絡するためには美辞麗句、甘言、「安心安全」神話作りに余念がない。

 この国の安全保障、危機管理は国民を「幻想的に」安眠枕で眠らせ、有事には責任を取るべき連中が明らかな「敵前逃亡」も辞さない劣悪な組み立てになっている。

 内部留保アベノミクスのトリクルダウンは事実上失敗している(富裕層厚遇は彼らの非倫理的なエゴにより、完全に貧困層を困窮のどん底に突き落として止まない)が、オリパラに関するスガノミクスは外国人記者の質問に対し「ノーでもプライドでも経済でもない」と薄ら笑いで応対できるほど単純な話ではない。安倍も菅も「馬鹿が付くほど」単純思考の持ち主でありながら、逆の視点からの単純思考については全く門外漢であり、その点では思考停止程度で評されて終わるものでなくはっきり言って「認知症」レベルの症状を呈していると言わざるを得ない。

 今日本とその国民は、為政者や既得権者あるいはposttruth現象下の世界的「神風」信奉の、恐るべき、戦前並み古色蒼然たる政治屋等の手に罹って、これから先どうあがいても取り返しのつかないコロナ地獄への道をまっしぐらに転げ落ちていく運命を引き受けねばならない。残念ながら現在の日本人誰もこの蛮行、暴走、玉砕路線を止めることはできないだろう。安部や菅のようなハイリスキーな政治家をさながらナチスヒトラーのように「やらせてみるか」程度の「他に適当な者がいないから」感覚で、本来就けるべきでない権力の座に何となく就けてしまったのは、ほかならぬ我々国民であることは言い逃れできない事実だ。